Designer 沼本 真希 MAKI NUMOTO
1983年生まれ、千葉県出身。
東京藝術大学にて工芸科鍛金を専攻し、金属加工技術を学ぶ。
卒業後はファッション業界にて、販売・バイヤー・
マーチャンダイザー・企画職など様々な業務を経験。
その後、アンティークジュエリー会社へ転職し、
買い付けの仕事で年に数回パリを訪れる。
そこで見たアンティークジュエリーに影響を受け、
2015年9月に独立し、自身のブランドを立ち上げる。
子供の頃から絵を描くことが好きだった沼本は、小さい頃から
「将来は手に職をもって生きていく」と思っていた。
沼本曰く、「生まれた時から協調性が欠如した人間」で、
幼稚園に始まり小学校、中学校、高校と、
共同生活をする場所にはことごとく馴染めず、
友達も作れず、問題ばかり起こしていた生徒だったとの事...
そんな人間でも、世の中に何かで貢献できる人間になりたい、
たくさんの人に認められて役に立てる人間になりたい、
その思いは強かったようで、30歳になるまで
その「何か」を模索して生きていた。
そんな沼本がアクセサリーを作る事と出会い、
起業することを決意し動き始めてから
もうすぐ丸5年。
MAKI NUMOTOは9月で5周年を迎える。
思い立ったらまず行動する性格で、
貯金ゼロ、お客ゼロ、売り場ゼロ、ノウハウゼロ...
何もない状態でとりあえず開業届けを提出しに行ったのが5年前。
5年経って、ようやくスタート地点に立てた状態
と、沼本は言う。
そして、これからの5年はもっと楽しみだと...!
「未だに人見知りで友達もいなくて普段引きこもっているような
明らかに人として問題ありの私が、
こうして独立して無事に仕事を継続できているのは
きっと神様が不憫に思って与えてくれた能力だと思う。」
こう言った沼本が目指す先は、
「お客様から、社会から、信頼されるブランドを作ること」
「そして、自分の生き方が少しでも人に勇気を与えられるような人間になること」
一人の女性が立ち上げたコスチュームジュエリーブランド、MAKI NUMOTO。
皆様、今後も楽しみにしていただけたら幸いです。
※インスタグラムにも5/6~5/10にかけて、デザイナーがブランドを立ち上げた経緯を綴っています。