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2021/03/13 23:01

皆様こんばんは♪
デザイナーの沼本真希です。


来週から始まる松屋銀座様でのイベントにて
お好きなデザインをお好きな色で彩れる、
カラーオーダー会を開催いたします✨


【松屋銀座 カラーオーダー会】
期間:3月17日(水) ~ 3月23日(火)
場所:1階 エッセンスプラス
(正面口を入ってまっすぐ、すぐ左側です。)
営業時間:11:00 ~ 20:00  21日まで
10:30 ~ 20:00  22日以降

※ご参加希望のお客様は、メール( info@makinumoto.com )または
Instagramダイレクトメッセージ、公式LINEアカウントにてご連絡ください。
※ゆっくりご対応できますよう、お客様が重ならないように
ご予約の方を優先させていただきます。
※お一人様30分を目安に承ります。
※万が一ご希望の日時が重なった場合は、こちらからご連絡を差し上げます。



今回、カラーオーダー会を開催するきっかけとなったのは、
スワロフスキー社が小売業界への同社クリスタル製品の提供から
撤退するという衝撃的なニュースでした。

これはどういう事かと言いますと、ハンドメイド業界やネイル業界など
幅広い業界が使用しているスワロフスキー社のクリスタルガラスが
これまで通りに入手できなくなり、さらに2021年10月1日以降は
スワロフスキー®︎・クリスタルのブランドロゴ表記の使用も禁止となります。


昨年、私が取引をしている国内の代理店から急にこの事態を聞き、
年が明けてもスワロフスキー社が公には発表していなかったので
何が起きているのか、真実は何なのか、今後一体どうなるのか、
情報が錯綜していてイマイチ事態が把握できておりませんでした...。


代理店に行けばこれまで通りスワロフスキーを購入できているので
未だに現実味がないのですが...
先週の出店で久しぶりにたくさんの方々とお会いする機会があったので、
スワロフスキーの事について色んな情報が入ってきたり聞かれたりしたため、
有無を言わさず「今後は今までのように生産できない」という悲しい現実が
真実味を帯びてまいりました。。。


本当にたくさんの生産者がショックを受け、
今後の商品展開に甚大な被害を受けていると知りました。
あるお客様が、超大手家具メーカーさんに行かれた際に店員さんから
「弊社が生産しているシャンデリアのパーツはスワロフスキー社製のものなので
今後は生産ができなくなります。」と言われた事をお話してくださいました。
私が思っている以上に世の中にはスワロフスキーの
クリスタルガラスの輝きが存在しているんだと、改めて思いました。


これまでスワロフスキーのクリスタルガラスを使用して生産してきたメーカーさんのほとんどは
代替え品として、「プレシオサ」というチェコ産のクリスタルガラスを使用していく方針だそう。
まあ、そうなるよね。 と、納得の方針なのですが、
色にうるさい私にとってその方針は、妥協して物作りをする事と同義なのです。


これまで約6年、毎日毎日四六時中スワロフスキーのクリスタルガラスを見てきたので、
それ以外のクリスタルガラスを見れば色と輝きの違いは一目瞭然。
そして120年以上の歴史がある同社が開発する他にはない独特の色合いが好きでした。
その独特な色合いは他社のクリスタルガラスには存在しません。
それがわかっていて、他社の製品を代替え品として使用し商品を作る事は私にはできないので、
それならまったく違う素材を使って新しい商品を生み出すでしょうね。


私のようにスワロフスキーを見慣れている人ならともかく、
消費者の方々にスワロフスキーのクリスタルガラスと他社のものの
見分けがつく人は稀だと思います。
例えば1個の商品の中にスワロフスキーとそれ以外のクリスタルガラスが混在していたら
多分わからないでしょう。
よく、キラキラしたものを見た時に「キラキラ」という
大きなカテゴリーでくくって認識される方が多くいらっしゃいますが、
それと同じです。


なので、スワロフスキーをプレシオサなどの代替え品に変えても、
キラキラ商品の需要度はそんなに変わりはないと思います。
そしてスワロフスキーはクリスタルガラスの中でも最高級なので、
代替え品に変えれば原価が安くなり定価が低くなるはずなので
消費者にとっては良い事ですよ。
(※代替え品と、スワロフスキーを使用している商品の価格が同じ場合ぼったくりですね笑)


それでも、、、
それでも私にとってスワロフスキー社のクリスタルガラスは特別なんです。
色の微妙な違いや、美しい配色とそうでない配色が瞬時にわかるので、
他社のクリスタルガラスの透明度の低さや鮮明ではない発色を見ると
心がときめかない...。


こういう私の心情と、このスワロフスキー社の現状により、
今後、MAKI NUMOTOはこれまでと同じような生産はできないでしょう。
そして今日、スワロフスキーを購入しに代理店へ行き、
在庫状況と廃盤になる色を改めて聞いてみたところ、
1,2年は変わらないだろうと甘く見積もっていた私に衝撃的な現実。。。
予定通り大多数の色は廃盤となり、今年中に世の中から消える色も出てくるとの事........。


衝撃ですよね。。
そうなんです。。このような状況なのです。。
大企業であるスワロフスキー社の方針転換により、
甚大な被害を被る人や会社も多く在ります。
その中にはショックでショックでたまらない方も多くいらっしゃるでしょう。
ただ、大企業であればあるほど、少しでも方針を間違うと抱える負債は大きく
被害が甚大なのもわかります。
なので、スワロフスキー社の今回の大規模な方針転換の真相は計り知れないけれど、
私のようなフットワーク軽く生きられる事業主は受け入れないとと思うのです。
ブランドの生命線とも言える素材の供給が絶たれる事になったのですが、
不思議と未来が怖くないんですよね。
逆に今後どう変化していくのか、どういう商品を生み出していくか、
またどういう商品で皆様に喜んでいただくのかがとても楽しみです。


そんなわけでして、スワロフスキーの色の在庫状況など知りたい方は、
ぜひ仰ってくださいね(o^^o)
まずは来週の松屋銀座様でのカラーオーダー会をとても楽しみにしております❤️




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