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2024/09/05 20:00




皆さま、こんばんは✨

デザイナーの沼本真希です(*^^*)





突然ですが、皆さまは

ご自分の“才能”について

考えたことはありますか?




多くの方が「YES」と言い、

またその中の一定数の方は

「それがわかれば苦労しない。」

と仰る気がします(^◇^;)




この問いかけをしている私自身、

長年自分に才能なんてものはないと思っていました。

それでも、人から言われたことで

才能と言える一端が自分にもあるんだと

思えるようになったのです。





ありがたいことに、たくさんのお客様から

「マキさんのアクセサリーは色使いが素敵!」

とお褒めいただけることが多く、

カラーバリエーション豊富に制作することが

ブランドのコンセプトの一つでもあるので、

そのお言葉は私の活動意欲の源になっています✨




《色に対する意識》が、少なくとも私の

才能=能力 なのではと思い、

改めてそのことについて考えてみると

色々と気づいたことがあったので、

それを今回はお話ししたいと思います。





そもそも私が色とりどりのアクセサリーを

制作することになったきっかけは、

クリスタルガラスという素材との出会いでした。




キラキラと輝くたくさんの鮮やかな色たちを見て、

瞬時にそれらの色たちを組み合わせた配色を

何パターンも考えている自分がいました。




そして元々持っていた

《人の個性を尊重したい》 という考えを、

色と形のバリエーションが豊富な

クリスタルガラスという素材で

表現することができると思ったのです。




それから自分のブランド活動を始めて

3年ほど経った頃、

とある商業施設に出店していた時に

他の出店者の方から、

「よくこんなに色んな色を作れますね。

僕は1色どの色を使うかだけでも1日悩みます。」

と言われました。




その方は、金属で動物モチーフのアクセサリーを

作られていて、私からしたら

「いやいや、色を使わずに形だけで勝負できる

あなたの方がよっぽどすごいんですけど!!」

と思ったのです。




その当時は今ほどお客様も全然いなくて

売り上げも低く、自転車操業で

色々ともがき苦しんでいた時代でした。




よそのブランドさんの商品を見ては、

「すごいな、私にはこんなデザイン思いつかない...」

と羨んだりしていて、

特に自分とは特性の違う

色を使っていないメタルだけのデザインには

すごく憧れを持っていました。




なので、他の人から言われるまで

“色を使えている”自分に

気づいていなかったのです。




それまでは、

“色しか使えない”自分にばかりフォーカスしていて、

他の才能を持っている他人様を

羨んでばかりいたのです。




なんということでしょう。。。

このことに気がつくのに、

ブランドを始めてから3年がかかりました。




あまりにも自分にとっては

当たり前にできてしまうことだったので、

それがいかに特別なことだなんて

思いもよらなかったのです。




自分の才能に気づいてからは、

それまで感覚でやっていた色の組み合わせを

色彩学という視点で学び直し、

自分の色彩感覚を論理的に説明できるようになると

確固たる自信に変わりました。




思い返せば、普段生活している中で

道を歩いていてすれ違う人の

似合う色を勝手に診断していたり、

通り過ぎる建物や車の色にケチをつけていたり、

超余計なお世話をしながら

色について考えている時間が長い自分に

改めて気がつきました。




どちらかというと私は

ネガティブ思考で自分を低く見積もる人間なので、

スーパーポジティブで自身満々な方は

自分の才能や能力について疑わず

悩まないかもしれません。




長年、自分に才能があるのかと

思い悩んできた私から一言!




自分の才能や能力は、

当たり前にできてしまうところに

あるのかもしれませんよ。




これしかできない、と思っている

その“しか”の部分にフォーカスしてみると、

意外と他の人ができないことだったりするのです。




それは自分のコンプレックスに

向き合うことになるかもしれませんが、

自分の才能に気づくチャンスかもしれません。





いくつであっても、

気づきに早い遅いはありません。

皆さまがご自分の特別な才能に気づいて、

より豊かで幸せに過ごせますように✨





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